カカオの自家焙煎

カカオの自家焙煎

京都の「Dari K」さんです。
数年前にウワサを聞いたときは、ついにそこまでやる店ができたのかとひっくり返る思いでしたが。

アジア(スラウェシ島)で穫れるカカオ豆にこだわり、生のままコンテナで買い付け店内で焙煎。
市販のクーベルチュールは使わずカカオバターも加えず
焙煎したカカオと生クリーム、最小限の砂糖だけで作るショコラ。
そこまでにいたる詳しいハナシは、ぜひ公式サイトでご確認ください。

予想以上にこじんまりしたお店でした。
贈答用ではないので箱は必要ないことを伝えると、個別の袋に入れてくれました。
これを開けたとたん、カカオの香りが広がって「おお」という印象。
トランペはされてないので、いわゆる「生チョコ」のスタイルですが
確かに今まで食べたことのない味わいでした。

カカオ「豆」なんだからナッツの風味が感じられて当然といえば当然。
だけど、ショコラでこんなに感じたことはなかったし
それがまた嫌みのないコクと深みで、うまいなあと思いました。
ちなみにこれが、購入した日に梅田の地下ロッカーに数時間放置し、帰宅後にすぐ開けた状態。

一晩冷蔵庫で保管し、翌日常温に戻して開封しましたが
初日のようなカカオの香りは感じられませんでした。
「お早めに召し上がってくださいね」と念押しされた訳は、ここにあるのかもしれません。

Dari Kさんのショコラはいわば生鮮食品です。
華やかなデザインはありませんが、カカオ本来のおいしさを楽しむショコラです。
シナモンやオレンジを合わせたタイプもおいしいですが、個人的には「ラジャ」や「ラトゥ」などなるべくシンプルなショコラが
本領発揮(笑)な感じでいいなーと思います。


同じカテゴリー(菓子情報)の記事
チョコレート講座。
チョコレート講座。(2019-11-05 21:00)

2019 バレンタイン 2
2019 バレンタイン 2(2019-02-05 21:23)

2019 バレンタイン
2019 バレンタイン(2019-01-31 22:06)

チョコの季節
チョコの季節(2019-01-23 22:28)

もち吉もひとつ。
もち吉もひとつ。(2019-01-03 18:29)

くる年。
くる年。(2019-01-03 11:17)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
カカオの自家焙煎
    コメント(0)